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wabi

Author:wabi


治療の一環として始めた海岸散策
そこで知り合った海岸猫たちと交流を
深めるうちに彼らの魅力に心惹かれて2009年10月に旧ブログを開設

そして2015年9月に当ブログへ移転

⇒旧ブログはこちら

★プロフィール写真は元海岸猫の愛猫

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生きぬいている野良猫たちの哀切物語

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その国における動物の扱い方で判る

迷い猫を捜しています
どんな些細な情報でもイイので


2010年1月23日
東京都荒川区東日暮里で行方不明
詳細は画像をクリックしてください


2012年8月5日
名古屋市緑区姥子山鳴海グランドで
行方不明
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新入り猫との別れ

陽射しは薄雲のお陰で和らいでいるが、今日の海岸はとにかく蒸し暑かった。
海岸100912-01.jpg
それでも、ウインドサーフィンのイベントが行われている砂浜は多くの人で賑わっていた。


今日は、大事な約束の日。
その約束の時間より1時間ほど早くエリアへ到着した私は、急いで新入り猫を捜した。

船宿エリア100912-01.jpg
車の下で涼をとっている新入り猫を発見した私は、ホッとした。
主役であるこの子がいないと、今日の話は始まらないからだ。



新入り猫は、今日これから里親に名乗り出てくれた人へ手渡される。
船宿エリア100912-02.jpg
ただし、このことを新入り猫は知らない、まだ。


7月22日、私に1通のメールが届いた。差出人は、県内に住むS.K.さんという女性だった。
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そのメールには海岸猫のために募金をしたいと記されていた。
そして自身が飼う愛猫に似た新入り猫のことが気にかかるとも。



新入り猫は、この白猫を父か兄のように慕っている。
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私が見ている限り、白猫もそんな新入り猫を可愛がっている様子だ。
今日もこうして新入り猫の側へやって来て、周りに警戒の眼を向けている。



船宿エリア100912-05.jpg


白猫が自分を護ってくれているのが分かったのだろうか。
船宿エリア100912-06.jpg
新入り猫は、安心したように眼を閉じた。


新入り猫の引渡しに立ち会うため、Sさんが車でやってきた。
「この時間にここへ来ることはほとんどない」とSさんは言った。

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Sさんの姿を認めた新入り猫が車の下から出てきた。


8月中旬、S.K.さんから新入り猫の里親になってくれそうな人がいるとの報せを受けた。
船宿エリア100912-08.jpg
そこで私は、ゆきママさんにお願いして、このエリアを担当しているSさんを紹介してもらった。
その辺の経緯は『朗報と悲報』に詳しい。
Sさんから快諾を得た私は、具体的な新入り猫の引渡しについてS.K.さんと打ち合わせをはじめた。
そうして今日、新入り猫を里親さんへ引き渡す日を迎えたのだ。



そこへやって来たゆきママさんが、バッグの中から取り出したのは、体重650gの仔猫だった。
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コジローと挨拶を交わすこの仔猫が、何故ゆきママさんのバッグに入っていたのか、その経緯は後日紹介する。


新入り猫に朗報をもたらしてくれたS.K.さんが到着した。
S.K.さんと私は今日が初対面。お互い自己紹介をした。真ん中がS.K.さん、向かって左にいるのはS.K.さんの友人。そして右にいるのが新入り猫の里親さんだ。
船宿エリア100912-11.jpg
さっそくマサムネがお出迎え。


そして野次馬猫のコジローも、当然のように顔を出す。
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マサムネとコジローは、初対面の挨拶にフロントラインを滴下してもらった。
さらに私には、海岸猫のための猫缶とカリカリが渡される。



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S.K.さんとSさんとの間で、今後のことが話し合われた。
その話の中には、新入り猫が家猫に適さなかった場合の対応も含まれている。



いざ里親さんに手渡そうとしたとき、新入り猫は動物の勘で察知したようだ。いつもと違う何かを。
新入り猫は、ねぐらでもある木の茂みに逃げこんでしまった。

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Sさんが、宥め賺しやっと新入り猫を捕まえた。そして用意されたキャリーバッグへ移す。


新入り猫は蓋をする前に一暴れしたが、誰も引掻くことなくキャリーの中へ収まった。
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新入り猫は、険しい顔でS.K.さんを睨んでいる。


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こうして新入り猫は、里親さんへ委ねられた。


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新入り猫を乗せた車が動き出した。


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新入り猫を見送る私達の願いは、ただひとつだ。
どうか幸せになって欲しい。残される他の野良の分まで。



新入り猫を見送った白猫は、何が起こったのか解っているのだろうか?
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心なしか、白猫のうしろ姿が寂しそうだ。
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それから白猫は、新入り猫とよく遊んだ場所へ行き、
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しばらくその場に佇んでいた。


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白猫は同じ方を何度か顧みた。
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やがてその方向から眼を離さなくなった。


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白猫の視線の先には、新入り猫とよく遊んださっきの場所がある。


白猫はただ見ていた。身じろぎもせずに。
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新入り猫がもう帰ってこないと分かったのか、ようやく眼を逸らした。


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ただこっちを振り返った白猫の表情は、いかにも悲しそうだ。


その白猫の顔を見た私は、もう一度自分に問うてみた。
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「本当にこれで良かったんだな」と。

2010年9月12日夕刻、新入り猫はこうして海岸から去っていった。
厳しい海岸の冬を一度も経験することなく。









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