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wabi

Author:wabi


2008年にうつ病と診断される。
治療の一環として始めた海岸散策。
そこで知り合った海岸猫たちと交流を
深めるうちに彼らの魅力に心惹かれて
2009年10月に旧ブログを開設。
そして2015年9月に当ブログを新設。

★プロフィール写真は元海岸猫の愛猫

■ブログ紹介
逆境にもめげず健気に そして懸命に
生きぬいている野良猫たちの哀切物語

「海岸猫」とは海岸で暮らす野良猫

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猫探索

早朝5時‥‥。
110703-01
実家の老犬の朝は早い。そして、この日は私の目覚めも、また早かった。


そこで、いつもより早く老犬を連れて散歩に出かけることにした。
110703-02


朝日に染まる老犬の表情は、相変わらず物悲しい。
110703-03
こんな長閑な風景を目の前に、いったい何に怯えているのか?この犬が抱えているトラウマも根が深そうだ‥‥。


110703-04


此処は前回の記事でも紹介した故郷の町を縦断する川の河口付近‥‥。
110703-05
遠くを見やると、フェリーがゆっくりと航行しているのが目に入った。
海はすぐそこにあった‥‥。



110703-06
淡水と海水がせめぎ合っているこの場所を、川と呼ぶべきなのか、それとも海と呼ぶべきなのか、私には分からない。


私の故郷の海岸線はすべてコンクリートで固められている。
110703-07
そのため、砂浜と呼べるところはどこにもない。


110703-08
私には、目の前の海が“大きな水溜り”にしか見えない。


この故郷の海に慣れ親しんだ記憶を、私は何ひとつとして持っていない。
だから‥‥。

110703-09
私にとっての海は、湘南の海しかないのだ。そのことを、今回の帰省ではっきりと認識した。



町の北に位置する漁港。
110713-01
この船でもっていったい何を獲るのか、私は知らない。


今は引き潮なのだろう‥‥、水路の奥は干上がり、船底を晒した漁船が砂地に取り残されていた。
110713-02


隘路‥‥、そう呼ぶに相応しい道に区切られて、漁師町の家々は肩を寄せ合うように建ち並んでいる。
110713-08


人がやっと擦れ違える迷路のような路地に私は足を踏み入れた。
110713-09


家の中に人のいる気配はするが、通りに人影はない。
110713-03


そよとも風が吹かない日盛りだ‥‥、よほどの用事でもない限り外に出る気が起きないのは解る。
110713-04
解るが‥‥、動くモノがまったくない静止画のような光景は、私の目にやはり奇異に映った。


漁師町の中ほどにある社。
110713-05
樹齢何十年もありそうな木々の葉が日差しを遮り、暑さを凌ぐには絶好の場所なのだが‥‥、境内はひっそりと静まり、生き物の気配すらしなかった。


110713-06
私は、水路を挟んだ対岸へも足を運んだ。


こちら側は漁師町ではなく、普通の住宅街だ。
110713-07
瀟洒な家が建ち並ぶ一角にも人影はなかった。


猫が潜んでいそうな場所を探しながら歩き回ったが、結局私の視界はその影すら捉えることが出来なかった。
110713-11


猫の子一匹いない漁師町‥‥。
110713-10
否、私に言わせると、“猫が一匹もいない漁師町”

「いったい‥‥、猫は何処へ行ってしまったんだ?」



時間帯が悪かったのかもしれない‥‥。

今回、私が漁港を訪れたのは日盛りの時刻だった。
こんな時は、猫たちも涼を求めて物陰に避難していた可能性が高い。

110716-00
ということで、暑さが和らぐ夕刻に再度漁港へ赴くことにした‥‥。





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Comment

wabiさんのブログが更新されていて、とっても嬉しかったです。
お父様の具合も回復の兆しが見え、良かったです。手術が無事終わることを祈ってます。
ワンちゃん かわいいですネ。
老犬には老犬の独特のかわいさがあり、いとしいです。
私も子どもの頃から犬がいなかった時がないほど、常に生活を共にしてきましたが、すべて捨て犬でした。
(今の子もそうです。拾われた時は餓死寸前、虐待のゆえかコッカースパニエルとしての長い耳は半分に切られ、全身の毛が固まっていました。)自分ちの話が長くなりすみません。
それにしても猫の姿が一匹も見えないというのは、何か不気味とさえいえるような感じですね。
ともあれ、wabiさんの近況を知ることができて安心しました。
心身ともに安らかに過ごせますよう、心から願っています。
更新 本当にありがとうございます。でもくれぐれもご無理なさらずに。

ねこやしきさんへ

コメント、ありがとうございます。
私の実家にも常に犬がいます。
それも、ねこやしきさんと同じく全て“捨て犬”です。
さすがに今は町中には野良犬はいませんが、昔は捨てられて野良になった犬が結構いました。
それらを家族の誰かが拾ってくるわけです。
そしてその犬たちは、何らかのトラウマを抱えていました。
苛め、虐待に遭っただろうと想像するのですが、それらのトラウマが完全に癒えることはありません。
今いる老犬もいつも何かに怯えていて、見ているこちらが辛くなるほどです。
いったい家に来る前に何があったのか‥‥、言葉が通じないのがもどかしいですね。
今しばらく、この老犬の散歩を続けることになりそうです。

猫いませんね・・・しばらくは傷心の老犬を可愛がってあげなさいってことなのかも知れませんね。
海岸もいいですが、田んぼのあぜ道や川沿いの道もいいですね。
都内在住には羨ましい限りです。
1日1日をどうぞ心安らかにお過ごし下さい。

都内在住さんへ

コメント、ありがとうございます。
そして、お気遣い感謝いたします。
猫はいました‥‥、飼い猫ですが。
ただこの黒猫とは、その後逢っていません。
そんなわけで、猫のいない生活に少々苛立ちさえ感じ始めている今日此頃です。(笑)
我が故郷の田園風景もずいぶんと様変わりしてきました。
実家の周りでも、帰る度に田んぼが潰され住宅なっています。
長閑な風景が見られるのも、今のうちかもしれません。
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