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wabi

Author:wabi


治療の一環として始めた海岸散策
そこで知り合った海岸猫たちと交流を
深めるうちに彼らの魅力に心惹かれて
2009年10月に旧ブログを開設

そして2015年9月に当ブログへ移転

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★プロフィール写真は元海岸猫の愛猫

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ロンリーキャット (前編)

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里親募集の告知ページに記載しておきながら、『シシマルエリア』のアメショ柄のキジ白をしばらく登場させていない。

その理由としては、シシマルエリアへ赴く機会が減ったうえに、訪れても彼が姿を見せてくれなかったり、姿を見せてもすぐにどこかへ隠れてしまったりで、まともに撮影できなかったからだ。

そこで、キジ白を家族として迎えたいという申し出が1日でも早く寄せられることを願って、以前に撮影した未掲載の写真で彼を紹介する。


* * *


本編に入る前に、8月下旬に撮った写真、いわゆる “近影” を載せておく。

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顔なじみのひとには抱かれるくらい人馴れしているキジ白、しかしまだ数回しか会っていない私に対しては用心をおこたらない。


* * *


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シシマルエリア‥‥。

数年前には10名以上の海岸猫が暮らしていたエリアなのだが、轢死したり水槽の中で溺死したり行方不明になったりして、当時いた猫で今も残っているのはシロベエだけになった。


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信頼していないニンゲンが近づくと、キジ白はすぐに物陰に隠れてしまう。


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この日も私の姿をみとめると、トレーラーの下へもぐり込んでしまった。

野良猫ならこれくらいの警戒心がなければ生きていけない。だから好ましい反応といえる。


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鋭敏な感覚で何かの接近を察知したのか、キジ白は眼をおおきく見開いて、背筋をのばす。

そして‥‥。


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一方向を見つめ、視軸を固定させたまま、キジ白はいきなり甲高い声を発した。


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キジ白の視線をたどって後ろをふり向くと、草むらの中に茶トラの柄が見えた。


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どのような事情があり、どのような経路で流れてきたのか‥‥、2014年春に突然このエリアに現れた “強面猫” のシンゲンだ。


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シンゲンは近くにいる私に一瞥もくれないで、眼の前を悠然と横切っていく。

あいかわらず愛想のないやつだ。


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と、そのときキジ白の鳴き声があたりに響いた。

シンゲンはついと歩みを止めると、声の主を探すようにその方向へ目をやる。


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が、すぐに前を向くと、何ごともなかったようにふたたび歩きはじめた。


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するとキジ白がトレーラーの下からはい出してシンゲンのあとを追う。


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ところがシンゲンはキジ白が近づいても、あからさまに無関心をよそおう。

この強面猫はニンゲンにだけでなく、仲間の猫にも無愛想な態度でのぞむのを信条としているようだ。


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シンゲンはマーキングにご執心で、キジ白の存在に気づいていながら一顧だにしない。


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片やキジ白は、シンゲンが自分を早く見てくれないかと辛抱強く待っている風だ。


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やがてマーキングにも飽きたのか、シンゲンがおもむろにキジ白のほうに向き直った。


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シンゲンはそれから、尻尾をあげながらキジ白に歩み寄っていく。

ふたりからは緊張感や切迫感などがまるで感じられないところから、諍いが起きる懸念はなさそうだ。


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だったら、親和的に鼻を近づけあう猫のあいさつをするのではと期待したのだが、その期待はみごとに裏切られる。

シンゲンが直前できびすを返したのだ。「ガキなんかにかかずらっているヒマはないんだ」といった風情で。


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そしてそのままキジ白に背を向けて歩きはじめた。やはり愛想がないやつだ。


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シンゲンは、ここに出現したときすでに去勢手術を終えていたことから、場所はまったく不明だがどこかでボランティアのひとの世話を受けていた、言うところの『地域猫』だと思われる。


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そんな野良猫としては比較的恵まれた境遇にいたシンゲン、なのにどうして命がけで国道を渡ってまで海岸にやってきたのか不可解なのだが、そのへんの事情を彼は黙して語らない。


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顔つきは強面だが、その見せかけの仮面はシロベエによって木っ端みじんに粉砕された。


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シンゲンはエリアに住みついた当初、先住猫たちをやたらと威嚇しては傍若無人の振る舞いをしていたのだが‥‥。

業を煮やしたシロベエに一喝されてほうほうの体で遁走するという醜態をさらしてしまい、以来すっかりおとなしくなった経緯があるのだ。


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もしかしたら以前暮らしていたところでも、同じように空威張りし、けっきょく仲間に見くびられ、ついには排斥されたのかもしれない。

この想像があたっているなら、シンゲンが誰に対してもつっけんどんな態度をとるのもいくらかは理解できる。


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キジ白は去っていくシンゲンを追おうともせず、その後ろ姿をうずくまったままじっと見ている。


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やがてシンゲンは駐車場から出ていった。


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ひとり残されたキジ白、この子は何を期待してシンゲンに近寄っていったのだろう。

シンゲンと遊びたかったのだろうか、それともただあいさつをしたいだけだったのだろうか。


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この幼い海岸猫は、ある日突然このエリアに姿をあらわしたと聞いている。

その状況から、ニンゲンの手によってここまで運ばれ、そして遺棄されたと推測される。


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私の顔を真正面から見つめるキジ白の双眸から 「ボク、どうしてこんなところに連れてこられたの? お母さんやほかのみんなはどうしているんだろう。早くおうちに帰りたいよ」 という切実な想いが伝わってくる。

しかし今の私は、この子に直接救いの手を差しのべることができない。

きびしい環境で生きている海岸猫の、とくに幼い猫の憂いを帯びた顔を見るたびに、私は不甲斐ない自分を恥じ、いたたまれなさと自責感に苛まれる。



〈つづく〉



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