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Author:wabi


治療の一環として始めた海岸散策
そこで知り合った海岸猫たちと交流を
深めるうちに彼らの魅力に心惹かれて
2009年10月に旧ブログを開設

そして2015年9月に当ブログへ移転

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★プロフィール写真は元海岸猫の愛猫

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病魔 (後編 1)

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ボランティアの松田さんからリンの変調を知らされて4日目、リンに抗生剤を服用させはじめて3日目、私はこの日も海岸へ足を運んだ。

おなじエリアを4日連続でおとずれるのは実に久しぶりである。

はっきりした記憶はないが、おそらくここ5年のあいだでは経験していないと思われる。


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リンはエサ場に隣接する砂地に横たわっていた。

おそらくほんにんは日光浴をしているつもりなのだろうが、陽が傾いてきたために、リンの身体は樹影に覆われはじめている。


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ここはエサ場からは20メートルほどしか離れていないから、行動範囲がひろがったとはいえない。

が、数日前まではハウスにこもりっきりだったことを思えば、リンの症状はすこしずつだが、確実に快方に向かっているようだ。


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リン自身の治癒力によるものなのか、薬の効用なのか、はたまたそれらの相乗効果なのかは分からないが、彼女が元気になってくれるなら、そんなことはどうでもいい。


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視界の片隅に動くものがあったので、目をやると灌木の下にサキがいた。


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サキは天気の具合をしらべるように、頭上に広がる青く晴れあがった空をしばらく見あげると、今度は防砂林の一点を凝視しはじめる。


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サキの居ずまいが落ち着いているように見えるのだが、これは私の錯覚だろうか。


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もしかしたら母の様子が以前にもどりつつあるのを感じとっていることが要因かもしれない。


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サキは出し抜けに地面をけって跳躍すると、その勢いのまま砂山を駆けおりてきた。


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リンもいきなり疾走した娘の行動が気になるのか、サキのうしろ姿を眼で追っている。


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だが視線は送っても、その場に寝ころがったままで動こうとはしない。


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サキが駆けこんだ木立のそばへ行ってみると、彼女は樹上にいた。


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枝葉が複雑にからみあっているので、多少うかつなまねをしても地面に落下することはないだろう。

ただサキ自身は、その張りめぐらされた枝葉のせいで移動するのに難儀している様子だ。


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と、ここで、木登りが上達したことを誇示するためか、私のほうを振りかえり、いわゆる『カメラ目線』を送ってきた。


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サキは木登りが苦手だときめつけていた私の認識があやまりであったことは、先日彼女が防砂フェンスの上で披露したパフォーマンスで証明されている。

それではまだ不じゅうぶんだと思い、カメラ目線を送ってまで自分は木登りがもっと上手なのよ、とアピールしているのだろうか。


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それともいっときよりは軽快に向かってきている母をさらに鼓舞するために樹上から誘っているのだろうか。


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着地も無難にこなしたサキは、意味ありげな視線をリンに投げかけている。

私には「お母さんもそんなところにいつまでもじっとしていないで得意な木登りでもしてよ」と無言のうちに訴えているよう見えるのだが。


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しかしリンはあくまでも泰然とした態度を変えようとしない。

「すこしは上達したみたいだけど、ワタシの木登りにくらべればまだまだネ」とでも言いたげに。

ところが‥‥。


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その直後、リンがいきなり行動を起こした。それもしっかりとした足取りで歩きだしたのだ。

体調をくずしてから今まで、リンのこんな機敏な動きを見たのは、私としては初めてのこと。


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ネットの向こうにサキのうしろ姿が見える。

私がちょっと目を離したすきにサキはあんなところまで移動していたのだ。

リンは明らかにそのサキのあとを追っている。


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サキはうしろも振りかえらずに、レンガ道を横断するとそのまま踏み分け道に入っていった。

一方のリンはサキがとおった経路をトレースするように、木立のあいだをぬって進んでいく。


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サキが踏み分け道のなかに姿を消すと、リンはさらに歩くスピードをあげた。

私もやや興奮ぎみにそのリンのあとを追っていく。


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防砂林に足を踏み入れサキの姿を認めると、リンの歩調はようやくゆったりしたものになった。


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この踏み分け道は、リンとサキがエリアを巡回するときの順路にあたる。


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母が追いつくのを切り株の上で待っていたのだろう、サキは近づいてきたリンと鼻をくっつけあってあいさつを交わす。


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母娘の情愛を感じさせる、このほほえましい光景は以前に何度か目にしている。


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切り株を離れたふたりは、サキを先頭に踏み分け道をさらに防砂林の奥へと歩を進める。


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リンが途中で歩をとめても、サキはちらりとうしろを振りかえっただけですぐに前に向きなおり、なおも巡回経路にしたがって進んでいく。

まるで巡回警備をなりわいとしているまじめなガードマンのように。


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リンとしては数日ぶりのエリア巡回、ほかの猫のマーキングの跡がないか調べているのだろう。


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雌猫は雄猫ほど縄張り意識が強くないが、それでもほかの猫の侵入には神経をとがらせる。

自分たちの生活をおびやかすかもしれない存在を看過できないのは野良猫の習性だからだ。


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サキはすでに踏み分け道を抜けてしまい、その先のレンガ道にも姿がない。

前方を見つめたまま、しばしその場に立ちどまるリン。


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やがてリンはゆっくりとした、しかし確かな足取りで歩を進めはじめる。


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サキがどこへ向かったのかリンには分かっているのだろう、だからあわてることはない、そう彼女のうしろ姿が語っている。


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レンガ道に出てしばらく進んでいくと、サキのたたずんでいる姿が見えてきた。

やはり今回も母が追いつくのを待っていたようだ。


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ここはエリアの端っこにあたる場所であり、ふたりがこれより先にいくことはまずない。


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そして病に冒されてからこれまで、リンがねぐらのあるエサ場からもっとも遠くまで足を運んできた場所でもある


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今回は娘のサキに誘導されるかたちでここまでやってきリンだが、病状が回復に向かっていることをあらためて感じさせてくれた。


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久しぶりにやってきた場所にこだわっている様子のリンをそのままにして、サキはすぐに巡回を再開する。

そして今度もうしろを振りかえらず、ネットの裂け目から灌木の繁茂するとなりの防砂林へ入っていった。


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すると、それを見たリンは「やれやれ、そんなに急がなくてもいいのに」といったふうに不承不承あとを追っていく。


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さてふたりのエリア巡回はまだ途中で、このあともまだつづくのだが、それは次回にゆずって、今回はまずこれまで。



〈つづく〉



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『 あくまでも私的なこと 』

じつは巡回の後半部分も紹介する予定だったのですが、私の体調が急に悪化したので
仕方なく中断した次第です。

体調悪化の主な原因は、前回のべた『SSRI』という抗うつ剤の断薬を目標に
減薬しているせいでひき起こされている離脱症状だと思われます。

うつ病と診断されてからの9年間はほぼ上限の量の『SSRI』を服用しつづけていたので、
徐々に減らしているとはいえその離脱症状は想像していたより遥かにきびしく、
身体面にも感情面にも様々な症状があらわれています。

なかんずく心の動揺や混乱、激しい不安や落ち込みなどの精神面の苦しみはかなりきついものです。

いうまでもなく当ブログは『野良猫ブログ』なので、
自分の病気をふくめたプライベートなことは極力排除してきましたが、
今回の状況はブログ更新に影響をおよぼす可能性もあるのであえて公表しました。

というような訳なので、本編と直接関係のないこの件についてのコメントは不要です。
ただ離脱症状についての助言などをいただける場合は鍵コメかメールでお願いします。

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Comment

No title

おはようございます
wabiさん
リンとサキを見ていると
私達親子を見ているようです
私の母、元気だったのですが
最近特に何だか以前のようじゃない
でも私は受け入れる事が なかなかできない
母さんもっと元気だったね・・・
でも最近私はようやく観念したのか
母が今までとは違う事を
受け入れてきています
そしてできるだけ、よりそうように心掛けています。
サキも早くそれに気がついて
母さんはいつまでも
元気な母さんでないんだよサキ

mesudanukiさんへ

受け入れる

私は4年前に母を白血病で亡くしました。
その時は実家に数ヶ月滞在し、最期を看取ることもできましたが、
徐々に弱っていく母を目の当たりにするのが辛かったです。

『生者必滅』の言葉どおり 生あるものはいつか死ぬということは
頭で理解できていても、感情がそれを認められず苦悩しました。

mesudanukiさんの“受け入れる”という言葉から、最近ネットで観た映画の台詞を
思い出したので以下に記します。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

「それを受け入れ耐えるならば、すぐに君は心の内で彼女を訪ね、彼女のくれた愛、
全ての喜びを思い出せるだろう」

「大事なのは、苦痛からは逃げられないことだ」

「試みるなら自分自身を見失い、彼女の思い出も失うだろう。最後のひとつまで。
誕生から最後のほほ笑みまで全てをなくす」

「苦しみを受け入れろ」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

これは自身も娘を亡くした主人公が、娘を殺された友人に言った台詞で、
私の心にも強く響きました。

自分の状況、周りのひとの状況、それらすべてを受け入れてこそ前に進むことが
できるのでしょうね。

もしかしたらサキも本能的に母の置かれた現状を受け入れているのかもしれません。
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